愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
「ん、よくできました」

「あっ……待って、ここではちょっと……」

「無理」

あっという間に唇を奪われてしまい、その後は彼に与えられる甘い刺激に翻弄されていった。



「ねぇ紗枝、本当に明日着ていく服、これで大丈夫かな?」

「大丈夫! 清楚な感じの膝丈ワンピースを着ていけば、間違いないって」

仕事終わりの金曜日。明日はいよいよ和幸くんの実家へお邪魔する日。

紗枝にお願いして、明日着ていく服を一緒に選びに駅ビルへ来てもらっていた。


何軒か見て回り、紗枝のアドバイスをもらって白の花柄ワンピースを購入したものの……明日のことを考えると、不安になってしまう。


せっかく入ったオムライス専門店の、絶品デミグラスソースがかかっているオムライスの味もよくわからなくなるほどに。


スプーンを手にしたまま、明日のことを考えるとつい溜息が零してしまうと、紗枝はいつもよりワントーン高い声で話し始めた。
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