愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
田中さんは代表のデスクの上にあった一枚の書類を持ってくると、代表に渡した。
「ありがとう。……小山さん、突然で驚いたと思うが、是非キミに幸和……副社長の秘書に就いてもらいたい」
そう言いながらテーブルに置いたのは、辞令書。
そこには私の名前と、総務部から副社長秘書への異動を命じると書かれていた。
これ、なにかの嘘だよね? 私が副社長の秘書!?
信じられなくて、代表と辞令書を交互に見てしまう。
そんな私を見て代表はクスッと笑った。
「悪いけど冗談で辞令書を出したりしないから」
「で、ですが……っ!」
「私も小山さんは面接時から副社長の秘書に適任だと思っておりました。なので、代表にお口添えを」
田中さんの話に言葉が出てこない。
だってこんなのドッキリとしか思えない。
辞令が冗談じゃない? 面接時から適任だと思っていた?
やっぱり信じられないよ。
戸惑いを隠せずにいると、代表は声を上げた。
「ありがとう。……小山さん、突然で驚いたと思うが、是非キミに幸和……副社長の秘書に就いてもらいたい」
そう言いながらテーブルに置いたのは、辞令書。
そこには私の名前と、総務部から副社長秘書への異動を命じると書かれていた。
これ、なにかの嘘だよね? 私が副社長の秘書!?
信じられなくて、代表と辞令書を交互に見てしまう。
そんな私を見て代表はクスッと笑った。
「悪いけど冗談で辞令書を出したりしないから」
「で、ですが……っ!」
「私も小山さんは面接時から副社長の秘書に適任だと思っておりました。なので、代表にお口添えを」
田中さんの話に言葉が出てこない。
だってこんなのドッキリとしか思えない。
辞令が冗談じゃない? 面接時から適任だと思っていた?
やっぱり信じられないよ。
戸惑いを隠せずにいると、代表は声を上げた。