愛され任務発令中!~強引副社長と溺甘オフィス~
「小山さんのパソコンや英会話スキルは見事なものだし、履歴書には秘書検定二級も持っている。なにより面接のとき、言っていたそうじゃないか。自分のスキルを精一杯発揮できるように頑張ると」
「そ、それはそうですが……」
資格は就活を少しでも有利に進めるために、色々取った時に一緒に取ったもの。それに面接時はコケてしまった汚名返上とばかりに、ひらすら自己アピールをしていた気がする。
正直、最初にコケた時点でテンパってしまい、記憶が曖昧でよく覚えていない。
「キミも知っている通り、今では海外のクライアントが多い。語学堪能で書類作成業務が多くなってしまう秘書業務は、小山さんの力を存分に発揮できる場所だと思うが?」
そう言ってもらえて大変恐縮だけど……。
「本当は入社後すぐに就いてもらいたかったんだが、田中にまずは総務でノウハウを学ばせるべきだと言われてな。ちょうど四月にはあいつに秘書が就いていたし。……まぁ、すぐクビにさせられたが」
それはもう……存じ上げております。
「そ、それはそうですが……」
資格は就活を少しでも有利に進めるために、色々取った時に一緒に取ったもの。それに面接時はコケてしまった汚名返上とばかりに、ひらすら自己アピールをしていた気がする。
正直、最初にコケた時点でテンパってしまい、記憶が曖昧でよく覚えていない。
「キミも知っている通り、今では海外のクライアントが多い。語学堪能で書類作成業務が多くなってしまう秘書業務は、小山さんの力を存分に発揮できる場所だと思うが?」
そう言ってもらえて大変恐縮だけど……。
「本当は入社後すぐに就いてもらいたかったんだが、田中にまずは総務でノウハウを学ばせるべきだと言われてな。ちょうど四月にはあいつに秘書が就いていたし。……まぁ、すぐクビにさせられたが」
それはもう……存じ上げております。