私はあなたの恋愛相談相手~この思いを胸に秘めて~
「結茉ー気にしなくていいんだよ。万里が送ってあげたいだけなんだからさ。素直に送ってもらいなよ」
"ほら!"と、戸惑う私の背中を万純は、軽く押し、万里くんが立っている方に行くように促した。。
「…じゃあ、万里、結茉のことよろしく。結茉!また明日ね」
ヒラヒラと、軽く手を振る彼女を背に、私と万里くんは、玄関から外に出る。
「うん!万純今日は、ありがとう。また学校で」
最後に、万純に向かって手を振り返し、私は彼女の家を後にしたのだった。
ーーーー……
私の家へと続く帰り道。
「万里くんは、学校楽しい?友達とかいっぱいいそう」
「そうかな?でも、仲良い友達は、結構多いよ。みんな気さくだし、たぶん、結茉ちゃんもすぐ仲良くなれると思う」
私たちは、万里くんの学校の話だとか、万純の学校での様子だとか、そんな他愛もない話に花を咲かせていた。
彼とは、万純を介してでしか話したことなかったけど、改めて凄くいい人だと感じる。