【11/7改訂版】お願いダーリン! ~大好きな上司に片思い~

【晃さん、お疲れ様です。今日は少し疲れちゃいました。また今度】
明らかにいつもと違うLINEに晃は不安になった。

(やっぱり、俺がグズグズしていた間に、もしかして好きな男でもできたか?最近確かにやたらと結花の周りをいろいろな男がうろうろしているし……)

「樋口主任これから飲みに行かないか?」

ばらばらと会議室から人が出て行く中、塔子の夫である、アメリカ支社の副社長の千堂の声に慌てて晃は振り返った。

「副社長……」
「君には、きちんと謝らないとって思っていたんだ」
「え?」
結花の事で頭がいっぱいだった晃は、不思議そうに聞き返した。

「え?って俺は君にいろいろしただろ?」
苦笑しながら言われた言葉に、晃は塔子の事を言っているとやっと理解した。

長年、晃が塔子に思いを寄せていた所に、急に幼馴染というポジションで現れて、さんざん晃に牽制して横から塔子を奪って行ってしまった。
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