【11/7改訂版】お願いダーリン! ~大好きな上司に片思い~
晃は懐かしい思い出に、千堂に笑顔を向ける。

「いえ。千堂副社長に謝って頂くことは何もありません。俺が何も行動を起こさなかった事が原因ですし、塔子が副社長を選んだだけですから」
じっと千堂は晃を見た後、「そうか」とだけ言った。

「なので、今日はこれで失礼します」
慌てたように言った晃に、後ろから声が聞こえた。
「君も今は幸せ?」
ニヤリと笑って言った千堂に、晃は大きく頷くと会議室を後にした。

(絶対、他の男なんかに結花は渡さない。どれだけ結花が他の男に意識がいったとしても、もう一度俺を好きにさせてみせる)

晃はカバンを持つと、結花の家へと向かった。
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