【11/7改訂版】お願いダーリン! ~大好きな上司に片思い~

苦笑した晃を結花はじっと見つめた。
「どうした?まだ何か不安?全部吐き出せよ。もう結花を不安にさせたくない」
真剣な晃の瞳に、結花はゆっくりと言葉を発した。

「同じ顔してた…」
「顔?」
意味がわからないというように、晃は結花の瞳を覗き込んだ

「自動販売機の前で、塔子先輩と話してる晃さん、私に向けてくれる笑顔と同じで照れてたし。やっぱり特別なのかな……って」
その言葉に晃は、口元を手でおさえ赤くなった。

「あー、あれ見てたのか…」
バツの悪そうな顔をして、晃は目を逸らした。
その顔を見て不安そうな顔をした結花を晃はいきなり組み敷くと、激しくキスをした。


「……っん!…あき……らさん…」

簡単に舌を絡め取られ、何かをごまかすようなキス。そしてそっと唇が離れる。

「結花の話をしてた……。今はすごく好きな人ができたって」
そういうと、またチュッとリップ音をたててキスをする。

「そのことで塔子にからかわれた。だから、結花は何も心配せずに、俺に愛されて。いい?」

その言葉に結花話を頷くと、瞳から涙が溢れた。
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