【11/7改訂版】お願いダーリン! ~大好きな上司に片思い~
その潤んだ瞳に、晃はドキリとした。

そんな気持ちを隠すように、晃は余裕の表情みせる。
「なあ、そんな体固くして、離れていると温まらないぞ」
晃はそう言うと、結花の腰を引き寄せ抱きしめる腕に力を込めた。

「え……?」
あたふたしていた結花だったか、諦めたのか腕の中で少しずつ身を預けてくる。

「それでいい」
そう言うと、晃は優しく微笑んだ。
「お前さ、なんでそんなにいつも明るく振舞ってるんだ?」
晃は結花を抱きしめながら、静かに聞いた。

「振る舞うって…、私は特に何も考えてないだけですよ」
結花の軽い口調に、晃は怪訝な表情を浮かべる。
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