月の瞳を持つ少女






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月side





ここに来て、早くも1週間が経とうとしている







まだ7月の中旬






聖川学園に通っているというみんなは学校へ行っているようで幹部室はいつもよりも広く感じる






ソファの隅で膝を抱えて小さくなる








ちらりと時計を見るが12:00になるかならないか、それくらいだ








『……ニコ』





(うるさい)







『早く、帰っておいで』






(誰がお前なんかのところに…… )















「…………ナオヤ。」










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