彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)
「生きてる人間か、死んだ元人間か、判別できねぇの。」
「はあ!?・・・・そうなんかよ。」
「お祓いもするけど、凛たんには浜辺を散策する程度にしてほしいんだよ。」
「烈司さん・・・。」
話はわかった。
烈司さんの霊感じゃ、犯人が生きてるか死んでるか判断できない。
だから私に、私達に中立な意見を述べた。
「僕、烈司さんの言う通りにします。」
「凛!?」
瑞希お兄ちゃんの胸の中、彼の体感温度と匂いで落ち着いた私は言った。
「僕も怖いのは得意じゃないですが・・・狙われていることがハッキリしているなら、みなさんにご迷惑をおかけしたくないですから。」
「・・・・凛、俺は迷惑だとは思ないぜ?凛1人ぐれー俺が守ってやるぞ?」
「もう十分、海を満喫できました。ここは、露店も、素敵なお店も多いので、ウィンドーショッピングをしたりできるじゃないですか?それにまだ、遊具施設で遊んでませんよ?」
「・・・・・ホント凛は、そういうところが大人だよな?」
クスッとあきれ顔で笑うと、よしよしと私の頭をなでる瑞希お兄ちゃん。
「じゃあ、明日は思いっきり遊ぶか!?海なんかよりも、面白かったってぐらいにな!?」
「はい♪」
大好きな笑顔で言われ、私の恐怖は完全に消滅する。
(よかった・・・)
同時に安心もしていた。
(今後はこれを理由に・・・・1人だけ海に入らなくていい理由になったわ・・・・!)
嫌なことが良いことに変わるってこういうことね♪
〔★凛は危険をチャンスに変えた★〕