彼は高嶺のヤンキー様4(元ヤン)
重い・・・
体が動かない。
「・・・うぅん・・・うー・・・・ん・・・・」
さっきから、なにか声が聞こえる。
(・・・・え?ウソ?これって金縛り?)
〔☆良い子のためのワンポイントアドバイス☆〕
金縛り:幽霊によって体の動きを止められることだよん♪
昼間のことが思い浮かび、覚醒する。
自分は横になっていて、その上に何かが覆いかぶさっている。
「お、お化け!?」
そう言って気づく。
(あれ?金縛りって、声も出せないんじゃなかったっけ・・・?)
「それじゃあ、この重さは・・・・」
「スー・・・・スー・・・・りーん・・・・」
「・・・・・・・・・え?」
酒臭い。
最初に思った感想。
「んっ・・・・りん・・・・」
「み、瑞希お兄ちゃん!?」
重いと思ったら、彼が私の上で眠ってる!?
次に思ったのは、ラブイベントがキタ――――――――――!!という喜び♪
しかし、同時に疑問もわく。
「私、いつの間に布団で寝たんだろう??」
(たしか、縁側で、庭園を見ながらお茶を飲んでいたはずだったんだけど・・・?)
さらに疑問なのが、
「ひっく!ははは~♪」
「お、お兄ちゃん、しっかり!」
瑞希お兄ちゃんが酔っぱらっていること。
(この2つから推測するに・・・・)
「おそらく私は、椅子に座ったまま寝ちゃったのよね・・・それを、帰ってきた瑞希お兄ちゃんが布団まで運んでくれたんじゃないかな・・・?」
(じゃあ、酔っぱらってるのは~)
「お風呂から上がった後、未成年の私を除外して、みんなで宴会したってこと!?ズルいよぉ~いくらお酒が飲めないって言っても、一言ぐらい誘ってくれてもいいのに~!」
〔★凛の推理はビミョーだった★〕