結構な腕前で!
「それはそうですけど。でもそう思うのは私たちが女だからかもしれないじゃないですか。男はロマンチストだし、そういう、ずーっと一緒だった人にこそ惹かれるのかもしれませんよ」
「どうかしらねぇ。せとかを見る限り、ロマンチストとは思わないんだけど。でもあの二人は性格が真逆かもだから、せとみは違うのかもね」
う~ん、とはるみは腕を突き上げて伸びをした。
はるかのことは、あまり心配していないらしい。
「はるみ先輩から見て、真行寺先輩ってどうですか?」
「由梨花? 面白いわよ」
さらっと言ったはるみに、おや、と彼女を見る。
「同じクラスなのよね。結構仲良しなのよ。まぁ魔繋がりでもあるんだけど。せとみ繋がりでもあるかな」
あはは、と笑う。
何となく、あの由梨花に友達がいたことが意外だ。
「せとみにもいいと思うのよね。変人だけど美人だし、お嬢様だし頭もいい。変人でさえなければ、非の打ちどころのない人だと思うのよね」
「そうですね。変人っていうだけで、それら全てを超越してしまいますけどね」
「でも面白い変人よ。言ってしまえばせとかだって変人だわ。あれは面白味のない変人かも。萌実さん、それでもいいの?」
いきなり話を振られ、う、と萌実は言葉に詰まる。
「い、いや。せとか先輩は変人では……」
ない、と言い切れるだろうか。
好きな人のことなのに、ここで躊躇する自分が悲しい。
「普段はぼーっとしてるし、魔と対決したら爆睡するし、食べる量は人の三倍ほど。意外と頭はいいし運動もできるけど、人より魔に興味のあるような人間よ?」
ずけずけと言う。
さすがに昔から知っているだけある。
「どうかしらねぇ。せとかを見る限り、ロマンチストとは思わないんだけど。でもあの二人は性格が真逆かもだから、せとみは違うのかもね」
う~ん、とはるみは腕を突き上げて伸びをした。
はるかのことは、あまり心配していないらしい。
「はるみ先輩から見て、真行寺先輩ってどうですか?」
「由梨花? 面白いわよ」
さらっと言ったはるみに、おや、と彼女を見る。
「同じクラスなのよね。結構仲良しなのよ。まぁ魔繋がりでもあるんだけど。せとみ繋がりでもあるかな」
あはは、と笑う。
何となく、あの由梨花に友達がいたことが意外だ。
「せとみにもいいと思うのよね。変人だけど美人だし、お嬢様だし頭もいい。変人でさえなければ、非の打ちどころのない人だと思うのよね」
「そうですね。変人っていうだけで、それら全てを超越してしまいますけどね」
「でも面白い変人よ。言ってしまえばせとかだって変人だわ。あれは面白味のない変人かも。萌実さん、それでもいいの?」
いきなり話を振られ、う、と萌実は言葉に詰まる。
「い、いや。せとか先輩は変人では……」
ない、と言い切れるだろうか。
好きな人のことなのに、ここで躊躇する自分が悲しい。
「普段はぼーっとしてるし、魔と対決したら爆睡するし、食べる量は人の三倍ほど。意外と頭はいいし運動もできるけど、人より魔に興味のあるような人間よ?」
ずけずけと言う。
さすがに昔から知っているだけある。