【【贅沢な片思い】】ヤツの所には行かせない!
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仕事終わりに祐美と芽衣は、祐美おすすめのイタリアンレストランに向かって歩いていた。
おしゃれな赤レンガの道を歩いている途中で祐美が「ここです」と指差した店を見て
「えっ、ここ?」
驚いた芽衣は声をあげてしまう。
あまりの偶然に驚きすぎて口を開いたままでいる芽衣。
そんな芽衣の様子には御構い無しで、祐美は芽衣の腕を掴んで「入りましょ」とグイグイ連れて行く。
まさかっ、どうして?
よりによって、今日、この店なんだろう。
祐美が行きたいと言って芽衣を連れてきたお店は、偶然にも梨田がオーナーをしているレストランだったのだ。
ガラス張りの外観。
初めて来た時と同じように入り口の扉が自動ドアみたいに目の前で開いた。
「いらっしゃいませ」
扉を開け顔を覗かせたのはウェーブヘアが似合うスタッフの向井だった。