妹の恋人[完]
「そうかな?今日誕生日なんだ」
そういえば、友達に自分の誕生日を言うのっていつ以来だろう?
大野君の誕生日は知っているけど、それ以外仲の良い友達とも誕生日の話なんてしたことがなかったかも。
「え、おめでとう!帰りにジュースおごってあげる!」
自分のことのようにうれしそうな高橋さん。
気持は嬉しいけど、今日はどうしても早く帰らなきゃならないんだ。
「ありがとう、でもまた今度でいいよ」
だって、カナコがケーキを作って待っていてくれるから。
「そうなの?彼女と待ち合わせ?」
急いでいるんだ、という俺に、高橋さんはなんだか悲しそう。
「まあ、そんなとこ、かな?」
また彼氏彼女の話?なんだか面倒になってしまって、曖昧に答えてしまった。
「そっかぁ。じゃあ仕方ないね!」
日誌はやく書いてしまおう!
高橋さんはそう笑うと、机に向って日誌を書き始めた。
そういえば、友達に自分の誕生日を言うのっていつ以来だろう?
大野君の誕生日は知っているけど、それ以外仲の良い友達とも誕生日の話なんてしたことがなかったかも。
「え、おめでとう!帰りにジュースおごってあげる!」
自分のことのようにうれしそうな高橋さん。
気持は嬉しいけど、今日はどうしても早く帰らなきゃならないんだ。
「ありがとう、でもまた今度でいいよ」
だって、カナコがケーキを作って待っていてくれるから。
「そうなの?彼女と待ち合わせ?」
急いでいるんだ、という俺に、高橋さんはなんだか悲しそう。
「まあ、そんなとこ、かな?」
また彼氏彼女の話?なんだか面倒になってしまって、曖昧に答えてしまった。
「そっかぁ。じゃあ仕方ないね!」
日誌はやく書いてしまおう!
高橋さんはそう笑うと、机に向って日誌を書き始めた。