妹の恋人[完]
ペットボトル片手に帰宅すると、珍しく家の前にカナコが立って待っていてくれた。
「おにいちゃん!おかえり!」
俺の姿を確認すると、飛びついてきたカナコ。
かわいい。2年生になって、ちょっとだけお姉さんになった気分みたいだけど、俺にとっては相変わらずかわいい、かわいいカナコ。
「ただいま!」
ぎゅっとカナコを抱きしめ、そのまま抱きかかえて家の中へ入っていく。
「おにいちゃん!カナコ歩けるからおろして!」
幼稚園の頃は、だっこしてあげたら喜んだのに。。。
カナコの成長が、どうしても素直に喜べない。なんだか悲しいんだ。
「コウヘイ、お帰り~。先に部屋へ行って着替えてきなさいな」
リビングから顔を出した母さんにそう言われ、いつもならリビングに顔を出してから部屋へ行くのを直接会談を上った。
カナコは準備があるから!と母さんとリビングへ戻っていく。
ふふ。カナコ。俺のために誕生日の準備してくれているんだ。うれしいなぁ。
どうしても顔がゆるんでしまう。
部屋に入り、鏡に写ったにやけた顔がちょっと気持ち悪いかも、なんて思いながらも着替えてリビングへ降りた。
「おにいちゃん!おかえり!」
俺の姿を確認すると、飛びついてきたカナコ。
かわいい。2年生になって、ちょっとだけお姉さんになった気分みたいだけど、俺にとっては相変わらずかわいい、かわいいカナコ。
「ただいま!」
ぎゅっとカナコを抱きしめ、そのまま抱きかかえて家の中へ入っていく。
「おにいちゃん!カナコ歩けるからおろして!」
幼稚園の頃は、だっこしてあげたら喜んだのに。。。
カナコの成長が、どうしても素直に喜べない。なんだか悲しいんだ。
「コウヘイ、お帰り~。先に部屋へ行って着替えてきなさいな」
リビングから顔を出した母さんにそう言われ、いつもならリビングに顔を出してから部屋へ行くのを直接会談を上った。
カナコは準備があるから!と母さんとリビングへ戻っていく。
ふふ。カナコ。俺のために誕生日の準備してくれているんだ。うれしいなぁ。
どうしても顔がゆるんでしまう。
部屋に入り、鏡に写ったにやけた顔がちょっと気持ち悪いかも、なんて思いながらも着替えてリビングへ降りた。