妹の恋人[完]
冬休みの宿題に追われるカナコの面倒を見ながら、自分も本を読んだり家庭教師の予習をしたり。
ゆっくりとした時間を過ごし、温かい家の中で過ごすことが多くて、すっかり体がなまってしまった気がする。
元旦は休んだけど、毎朝走っているのは欠かしてないけど、出かける回数が減っていたりで確実に動いていない。
その上年末年始に食べ過ぎたのもあって、冬休みが終わる前までに少し体つくりをしないとやばい気がする。
朝走る距離を少しだけ伸ばすことにしていつもよりも30分ほど長く走ってみた。
体力がついてきたカナコでも、さすがにラスト30分はきつかったようで。
肩で大きく息をしながら、恨めしそうに睨まれてしまった。
「はは。悪かったって」
持っていたスポーツドリンクをカナコに渡すと、だまって俺から受け取り一気に飲み干してしまった。
「あ、俺の分!」
「ぷはー!黙って距離のバスおにいちゃんが悪いの!」
空になったペットボトルを渡され、ちょっとショックだったけど。
乱れた息を整えながらも、頬を膨らませて怒っているカナコがなんだか可愛い。
頭をくしゃくしゃっとなでてから、風邪を引いては大変とシャワーを進め、俺もタオルで汗をぬぐった。
ゆっくりとした時間を過ごし、温かい家の中で過ごすことが多くて、すっかり体がなまってしまった気がする。
元旦は休んだけど、毎朝走っているのは欠かしてないけど、出かける回数が減っていたりで確実に動いていない。
その上年末年始に食べ過ぎたのもあって、冬休みが終わる前までに少し体つくりをしないとやばい気がする。
朝走る距離を少しだけ伸ばすことにしていつもよりも30分ほど長く走ってみた。
体力がついてきたカナコでも、さすがにラスト30分はきつかったようで。
肩で大きく息をしながら、恨めしそうに睨まれてしまった。
「はは。悪かったって」
持っていたスポーツドリンクをカナコに渡すと、だまって俺から受け取り一気に飲み干してしまった。
「あ、俺の分!」
「ぷはー!黙って距離のバスおにいちゃんが悪いの!」
空になったペットボトルを渡され、ちょっとショックだったけど。
乱れた息を整えながらも、頬を膨らませて怒っているカナコがなんだか可愛い。
頭をくしゃくしゃっとなでてから、風邪を引いては大変とシャワーを進め、俺もタオルで汗をぬぐった。