Melty Smile~あなたなんか好きにならない~
二日ぶりに御堂さんの仕事場を訪れると、すでに彼はパソコンに向かい仕事をしていた。
真剣な表情でディスプレイを見つめる姿に、先日の記憶が重なって、胸の奥がずきりと疼く。
辺りを見渡すと、彼以外は誰もおらず、黒木さんも来ていないようだ。ゴールデンウィークだし、さすがに休みを貰っているのだろうか。
「……おはようございます」
集中の邪魔にならないよう控えめに挨拶をしたら、彼は「おはよう」と答え、返事からワンテンポ遅れて視線を私へと移した。
「せっかくの連休なのにすまない。前にも言ったと思うけど、無理なら断ってくれてもいいんだよ?」
「大丈夫です。特に予定もありませんでしたし」
「帰省しなくてもいいの? 親御さん、心配してるのでは?」
「実家はそう遠くないですし、土日でちょこちょこ顔見せに行ってますから大丈夫ですよ」
そうか、と頷くと、御堂さんはすぐさまディスプレイへと視線を戻し、仕事の顔になった。
まるでなに事もなかったかのような態度。
あの三日前の口づけは、本当に現実に起こったことなのだろうか、もしかしたら、夢だったのではないかと疑ってしまうくらいに、彼はいつも通りだった。
真剣な表情でディスプレイを見つめる姿に、先日の記憶が重なって、胸の奥がずきりと疼く。
辺りを見渡すと、彼以外は誰もおらず、黒木さんも来ていないようだ。ゴールデンウィークだし、さすがに休みを貰っているのだろうか。
「……おはようございます」
集中の邪魔にならないよう控えめに挨拶をしたら、彼は「おはよう」と答え、返事からワンテンポ遅れて視線を私へと移した。
「せっかくの連休なのにすまない。前にも言ったと思うけど、無理なら断ってくれてもいいんだよ?」
「大丈夫です。特に予定もありませんでしたし」
「帰省しなくてもいいの? 親御さん、心配してるのでは?」
「実家はそう遠くないですし、土日でちょこちょこ顔見せに行ってますから大丈夫ですよ」
そうか、と頷くと、御堂さんはすぐさまディスプレイへと視線を戻し、仕事の顔になった。
まるでなに事もなかったかのような態度。
あの三日前の口づけは、本当に現実に起こったことなのだろうか、もしかしたら、夢だったのではないかと疑ってしまうくらいに、彼はいつも通りだった。