副社長のイジワルな溺愛
「今度から、会いたかったとかそういうことは言うな」
「えぇっ!?」
私だって副社長に会いたくて会いたくて仕方なかったのに……。まだちゃんと好きだって気持ちを伝えられていないのが悪いとは思うけど。
「俺の心臓が持たない……またこんなふうに襲いたくなる」
「っ!!」
一気に距離をなくして、視界が彼の顔で埋め尽くされてしまった。
「一回しか言わないから、よく聞け」
「……はい」
何を言われるのかと固唾を呑む。
優しい表情ではなく、私を魅惑的な瞳で突き刺してくるから、視線もそらせなくて。
「俺は毎日茉夏のことを考えてるし、会えない日は早く時間が過ぎればいいと思う。こうして会えた時はどんなに疲れてても甘えられたいし、抱きしめたくてたまらなくなるんだよ」