副社長のイジワルな溺愛
「んんっ……ふっ……!!」
もがき苦しむような眉間の皺が、俺の征服欲を煽る。
漏れる声が室外に聞こえないよう、わざと中断して彼女と視線を合わせ、微笑んでみせる。
「声。聞かれたいのか?」
「!!」
見開いてから恥じた彼女は、視線を逸らす。
その仕草があまりにもかわいくて、再び唇を強引に重ねた。
「今夜、俺の家においで」
「……はい」
何度も吸ったせいで赤くなった彼女の唇を解放し、午後の業務開始に間に合うように経理室へ戻した後、デスクに肘を突いて額を支える。
たった五日しか離れていなかったのに……。
こんなに求めてしまうようになるなんて、自分でも信じられない。
コントロールできなくなってるのは、俺の方だ。