深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~
横を向くのが、怖い。
怖くて怖くて仕方ない…!!
手を伸ばして確認してみるけど
手に当たるのは冷たいシーツの感覚だけ…
とても柚姫とは思えなかった。
それが意味しているのは…
…柚姫が、いな、い?
私はその場に貼り付けられたかのように
動けなかった。
それでも確認するしかなくて…
スローモーションのように
ゆっくりと首を傾ける。
白いシーツ…枕……
次々に映るもの達。
首が横へ振り切った時、疑惑は絶望へ
変わった。
「柚姫……!?」
叫びも大きくなり、鼓動も早くなる。
柚姫は、隣にいなかった。
心臓を誰かにわしずかみにされたかのようだ……。
柚姫……まさか……!
考えることはただ一つだったけど
それだけは考えたくない。
いや、待って。
もしかしたらトイレとか先に起きただけかも
しれない。
汗ばむ両手を握り、そうであってほしいと
強く懇願した。
お願い…いなくならないで…!
柚姫…!!