深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~


声に出した途端
全身に電流が流れたような感覚を
味わった。


莉香は私の言葉と表情を見て
表情を驚愕に染め始めた。


ただ隣にいない
そう言っただけだけど


昨日の今日で私達には
ある可能性が…


というかあの可能性しか
思いつかないからこそ


こんなにも恐ろしいんだ。


「っ……家にいるかもしれない…
探すわよ…!」


莉香も私と同じようにして飛び起きると
布団をかき分け


目にも留まらぬ速さで
ドアを開け、部屋から出ていってしまった。


私も莉香についていこうとドアに手をかけた
時、ふと思い出した。


さっきまで考えていた、
今日見た夢についてだ。


魔莉乃は言っていた。


呪いの発端は魔莉乃を含めた5人だって。


他には……?


「あ……」


考えた答えはすぐに見つかった。


『紗来が……いえ、紗来の血筋が……』


魔莉乃は、こう言っていた。


紗来の血筋………って言っていた。


紗来の血筋を魔莉乃は守ることが
出来なかった。


いなくなった柚姫。


嫌な程ピースが当てはまっていく…。
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