深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~
私の声か莉香の声か
どっちだったかわからない。
ソレを見て私は足から座り込む。
カタマリはバラバラだった。
赤黒い液体だけではなく
物体がそこらに散らばっていて。
腐敗したような臭いなんて
もう感じなかった。
ギリギリの精神状態の中
手前に転がる小さなモノを見て涙が
濁流のように溢れる。
「なんでぇぇぇぇっ……いやぁっっっ!」
それは私達にはなくてはならないモノ…
ある程度の重さを兼ね備えた
モノが、散っていく花のように
辺りに血を撒き散らし、転がっていた。
ショートボブの髪の毛に
見覚えのある顔が見える。
……柚姫が…
“小さくなって転がっていた”
虚ろな目はなにも映しておらず
口元を裂けそうなくらいに大きく歪めて
私を見つめてくるようにこっちを見ている。