深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~
「柚姫……」
俯き、涙目になった柚姫。
「……っ」
そんな様子に思わずもらい泣きしそうになり
ぐっと堪える。
「……しかも…めっちゃ酷い姿で見つかったらしいぜ…首が…と、取れてたみたいで…」
智弘の震えた声を聞いた途端、朝の支度をしていた私の手に握られた筆箱が
カタン、と音を立てて床に落ちていった。
「…く、首……!?」
思わず大きな声が出てしまい、
はっと口を抑える。
漫画とか小説で聞いたことのある
言葉。実際にそんなこと
起こるわけないって思ってた。
「…っ…うぅ…っ」
首の取れた死体でも想像したのだろうか。
ついに柚姫の目から
光る粒が1粒零れた。