深夜零時の呪い~止まらない負の連鎖~
「……」
そんな柚姫の様子を見て
皆もその表情を曇らせる。
沈痛な雰囲気が教室中に
蔓延したのがわかった。
私は落ちた筆箱も拾おうとせず
恐怖に震えていた。
どう考えても首が取れるなんて
おかしい……。
ましてや、誰もいない深夜の
トンネルで…
ぞわりとした感覚。
すぐそこまで、なにか不安の渦が
迫っているような……。
「っ…小林君…殺された、のかしら」
途切れ途切れに莉香が
青ざめた顔で呟く。
人が自然死以外で死ぬなんて、
この村では全然なかったから…
私も同じことを考えていた。
だって…事故でそんな…
そんな酷い死に方するはずない。
それにしても…この村で人が殺されるなんて何年ぶりだろうか。