過保護な騎士団長の絶対愛
ユリウスはララに片膝をつき、優しくその手を取ると、手の甲に軽く唇を落とした。
信じられない、ユリウスが……私を迎えに来てくれた――。
ララは自分がポロポロと涙を流していることに気がついた。気がついてしまったら、もうその後は、止めど無く涙が後から後から溢れ出て止まらなかった。
「ようやくあなたを迎え入れても問題はないくらいに、ヴァニス王国はこの三年で生まれ変わりました。そして私、自身も……」
そして、ユリウスの手には、王家である証のティアラがこの世の最たる高貴な光をもって、輝いている。
「ヴァニス王国から国名を改め、シナリス王国の国王としてあなたを迎えに参りました。これは私の正妃として受け渡すものです。これを受け取って――っ!?」
「ユリウス!!」
ユリウスの言葉が終わらないうちに、ララ我慢ならずにその胸に飛び込んだ。
「あぁ! 本当にあなたなのね!」
ユリウスを抱きしめると、ようやく彼が自分の目の前にいるのだと実感した。
「ララ、殿方に抱きつくなんぞ、はしたないぞ」
そんなモリスの咎める言葉もララは気にも留めない。
この三年は、ララにとって気の遠くなるほど長かった。
振り向いてもユリウスのいない生活に、ひとりで泣いていたこともあった。困ったことがあっても、ユリウスに話を聞いてもらえず悩んだ時もあった。ユリウスと会えない間、どんな想いだったかをじっくりと時間をかけて聞かせずにはいられなかった。
信じられない、ユリウスが……私を迎えに来てくれた――。
ララは自分がポロポロと涙を流していることに気がついた。気がついてしまったら、もうその後は、止めど無く涙が後から後から溢れ出て止まらなかった。
「ようやくあなたを迎え入れても問題はないくらいに、ヴァニス王国はこの三年で生まれ変わりました。そして私、自身も……」
そして、ユリウスの手には、王家である証のティアラがこの世の最たる高貴な光をもって、輝いている。
「ヴァニス王国から国名を改め、シナリス王国の国王としてあなたを迎えに参りました。これは私の正妃として受け渡すものです。これを受け取って――っ!?」
「ユリウス!!」
ユリウスの言葉が終わらないうちに、ララ我慢ならずにその胸に飛び込んだ。
「あぁ! 本当にあなたなのね!」
ユリウスを抱きしめると、ようやく彼が自分の目の前にいるのだと実感した。
「ララ、殿方に抱きつくなんぞ、はしたないぞ」
そんなモリスの咎める言葉もララは気にも留めない。
この三年は、ララにとって気の遠くなるほど長かった。
振り向いてもユリウスのいない生活に、ひとりで泣いていたこともあった。困ったことがあっても、ユリウスに話を聞いてもらえず悩んだ時もあった。ユリウスと会えない間、どんな想いだったかをじっくりと時間をかけて聞かせずにはいられなかった。