過保護な騎士団長の絶対愛
「えぇ、ユリウス……シナリス王国の国王の正妃として、戴冠をお受けいたします」

 ララは膝を曲げて頭を垂れると、そっと星屑のように真珠を散りばめた銀のティアラが載せられた。その瞬間、ララはユリウスの正妃としてさらなる輝きを増した。

「本当にあなたは美しい……」

 ユリウスの言葉にララは恥ずかしさで頬を染めた。

「逞しくなったな、ユリウス。お前の活躍ぶりはこの地にも届いておったぞ、ずいぶんと豊かな国になったそうではないか」
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