過保護な騎士団長の絶対愛
ヴァニスの醜聞を払拭すべく、ユリウスはあえて名字とヴァニスの王族であったことを公表した。始めは困惑を露わにしていた国民だったが、ユリウスの人徳と統率力を認めるとすぐさま理解を示した。
長く、決して容易なことではない復興活動だったが、ユリウスにとって、ララを迎え入れることだけが唯一の励みだった。
「ユリウス、ありがとう」
「いえ、お礼を言うのは私の方です。それに、サランもあなたの身の回りのお世話をしたいと城で待ちわびています」
「え! サランが?」
シェリア王国を去り、行き場を失ったサランを呼び寄せ、ユリウスは新しく建国したシナリスで侍女として従事して欲しいと願い出ると、サランは喜んでその申し入れを受けた。
「今すぐにでもあなたを私の国へ迎え入れたい」
「はい。よろこんで」
ララはティアラの輝きに劣らない笑顔をユリウスに向けた。
長く、決して容易なことではない復興活動だったが、ユリウスにとって、ララを迎え入れることだけが唯一の励みだった。
「ユリウス、ありがとう」
「いえ、お礼を言うのは私の方です。それに、サランもあなたの身の回りのお世話をしたいと城で待ちわびています」
「え! サランが?」
シェリア王国を去り、行き場を失ったサランを呼び寄せ、ユリウスは新しく建国したシナリスで侍女として従事して欲しいと願い出ると、サランは喜んでその申し入れを受けた。
「今すぐにでもあなたを私の国へ迎え入れたい」
「はい。よろこんで」
ララはティアラの輝きに劣らない笑顔をユリウスに向けた。