過保護な騎士団長の絶対愛
「いいのよ、こんなハンカチよりもあなたが心配、私のせいで……ごめんなさい」
視界がぼやけて目頭が徐々に熱くなる。
「顔をあげてください」
ララが顔を上げると、仮面をつけたその瞳が薄布越しにララを優しく見据えていた。
この人の素顔が見てみたい――。
そんな衝動に駆られるが、彼に無礼になるのではないかと不安がよぎる。
「大丈夫?」
「あぁ、そんな泣きそうな顔しないでください。女性を守るために負った傷は栄誉なことです」
レオンに優しく言われると、ララの瞳から堪えきれなくなった雫がこぼれた。レオンはそれを愛おしそうに親指でそっと拭った。
初めて会った人だというのに、ララはレオンに心地よさを覚えた。すると、レオンがそっとララの髪飾りに触れる。
「白い花は、本当にあなたの髪によく似合う」
――その白い花はララ様の髪によく似合う。
ふと、ユリウスに言われた言葉と重なる。ララの胸にぽっと温かなものが広がっていく。
「先ほどダンスをご一緒していただいて、ありがとうございました」
レオンが目を細めて柔らかくララに笑いかける。
視界がぼやけて目頭が徐々に熱くなる。
「顔をあげてください」
ララが顔を上げると、仮面をつけたその瞳が薄布越しにララを優しく見据えていた。
この人の素顔が見てみたい――。
そんな衝動に駆られるが、彼に無礼になるのではないかと不安がよぎる。
「大丈夫?」
「あぁ、そんな泣きそうな顔しないでください。女性を守るために負った傷は栄誉なことです」
レオンに優しく言われると、ララの瞳から堪えきれなくなった雫がこぼれた。レオンはそれを愛おしそうに親指でそっと拭った。
初めて会った人だというのに、ララはレオンに心地よさを覚えた。すると、レオンがそっとララの髪飾りに触れる。
「白い花は、本当にあなたの髪によく似合う」
――その白い花はララ様の髪によく似合う。
ふと、ユリウスに言われた言葉と重なる。ララの胸にぽっと温かなものが広がっていく。
「先ほどダンスをご一緒していただいて、ありがとうございました」
レオンが目を細めて柔らかくララに笑いかける。