甘きゅん恋愛のすすめ


その言葉に、気づいたらあたしは泣いていて。


何を、考えていたんだろう。
洸太くんがころっと行くわけないのに。


あたし最低だ、洸太くんのこと信じられなくて。



そこまで聞いて、あたしは黙ってその場を去った。


合わせる顔がない。
こんなの彼女失格だよ………。


教室に戻り、洸太くんには先に帰るねと連絡を入れた。そのまま自分荷物を持って、靴箱に向かう。


帰ろう、今日は一緒にいちゃだめだ。
色んなことを口走る気がする。言っちゃいけないことまでも。


「あ?風花何してんの」


そこに、運がいいのか悪いのか部活帰りの空くんがいた。

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