もう一度、名前を呼んで2

*悠唏*




「あっ理流さん!おかえりなさいっス」

「おう,わりーけど全員外してくれ」

「え?あ,でも悠唏さんがまだ寝てます」

「悠唏はいいんだ」

「りょーかいっす」


話し声がして目が覚めた。

うわ…マジで寝てたな…


重たい頭を少しだけ動かして声がした方を見ると理流がいた。着替えるつもりなんだろうな


「……戻ったのか」

「うわ,起きてたのかよ。ビビった」

「……」


ああ…まだねみー

でもさすがにそろそろ起きねえと


「いま何時だ」

「14時過ぎ。ずっと寝てたのか?」

「まあ……」

14時過ぎか…よく寝たな。最近寝足りなかったしな…


「藍那は」

「ちらっと見た限りでは舜たちとビーチバレーしてたぜ」


舜と?なんだ,珍しいな

「ギャーギャー言いながらバレーしてたし楽しそうだったぜ」


バサッと着てたTシャツを脱いでいる。俺以外にコレを知ってるやついねえんだな~


「…下まで増えたのか」

「ん?よく気付いたな。隠れるよな?」

「たぶんな」


水着の下にもアンダーをはいて,上はパーカーを脱がないつもりなんだろうが一応薄い肌着を着る徹底っぷりだ。

「プールじゃなくてよかったな」

「プールだったらこんなん着てんの怪しまれるもんな。でも俺らは全員プールとか無理だろ」


ハハハ,と笑いながら準備は済ませたらしい。

確かに俺たちがプールは無理だな。

理流じゃなくても怪我の跡とかヤベーし

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