もう一度、名前を呼んで2





「~~~~」
「~~~……!」

んんん……話し声がする。なんだっけ、えっと…

「お、起きたか!」
「……たつき?」
「おう」


そっか、海に来てたんだった。ガチ寝しすぎて一瞬どこにいるのかわかんなかったや

「もうすぐ飯できるぞ。顔洗ってくれば」

「そんなひどい顔してる?」

「寝起きの顔」


うん。顔洗ってスッキリしてこよう。


「おはよー藍那ちゃん」
「よく寝てたな~」
「騒いでも全然起きねえんだもんな!」
「悠唏さんも死んでんのかって心配してたぞ~」
「バッカそれはお前だろ!」
「いや悠唏さんも絶対そうだって!」

「あ~ははは…疲れてたみたい」

「飯食ったらどうせ宴会だからな!スッキリ目え覚ましてきた方がいいぜ!」

やっぱり宴会かあ~それまでにテンション上がるかな

寝起きは割とテンション低めな私はまだ覚醒しきってない。
というかそんなにテンション高い人間じゃないけどね


てっきり夜もバーベキューをするんだと思っていたけど、そうじゃないらしい。

広間のテーブルには料理が並んでいて、バルコニーにバーベキューセットも用意してあるくらいなもんだった。

この人数で普通にご飯食べるの…?スペースに無理あるよね…?


なんて思いながら顔を洗って広間に出直すと、海に来た人数の半数が部屋にいた。もう一つのコテージと半々に分かれてんのかな?


「藍那ちゃん何飲む?ビール?」

「あ、いやあたしビールはあんまり…」

「ハイボールもできるぜ!」

「じゃあそれで」


各々好きな飲み物がいき渡ったところで、理流が音頭を取った。

「ハメ外しても今日は許す、無礼講だ!死人は出すなよ!そんじゃあカンパーイ!!」
「「「イェェェエェーーーーイ!」」」


ハイテンションで夕食が始まった。

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