クールな公爵様のゆゆしき恋情 外伝 ~騎士団長の純愛婚~
「私はグレーテとの結婚で仕事を優遇されたいと思っていません。今まで通り自分の力でやって行きたい。だから余計な事は言わないようにお願いします」
そう語るリュシオンの視線は、とても冷たいものに感じた。
今までにないその態度に、それまでの楽しい気持は消え失せ、一気に苦しい気持ちでいっぱいになる。
私はリュシオンに嫌われてしまったのかもしれない。
“余計な事を言うな”とまで言われてしまったのだ。
一生懸命近付こうとしたのに、前より遠く突き放されてしまった気がする。
何か答えなくてはと思うのに、あまりに悲しくて言葉が出て来ない。
涙が出そうになり慌てて俯いた時、注文していた料理が運ばれて来た。
気まずい沈黙が流れるテーブルに、湯気を立てた料理が並べられていく。
さっきまで待ちかねていたそれらに、今は手を付ける気になれない。食欲がすっかり無くなってしまっている。
でも、せっかくの料理を食べない訳にはいかない。
目前の【月花亭セット】に目を向けた。
メインに赤身魚の煮込み。バターをふんだんに使っていそうなふんわりしたパン。じゃがいもの冷たいスープ。グリーンサラダ。
色鮮やかでとても美味しそう。こんな気分出なければあっと言う間に食べてしまったかもしれない。
私が失言しなければ、今頃リュシオンと楽しく会話をしながら食事が出来たんだ。
でも……私はそんなに悪い事を言った?
そう語るリュシオンの視線は、とても冷たいものに感じた。
今までにないその態度に、それまでの楽しい気持は消え失せ、一気に苦しい気持ちでいっぱいになる。
私はリュシオンに嫌われてしまったのかもしれない。
“余計な事を言うな”とまで言われてしまったのだ。
一生懸命近付こうとしたのに、前より遠く突き放されてしまった気がする。
何か答えなくてはと思うのに、あまりに悲しくて言葉が出て来ない。
涙が出そうになり慌てて俯いた時、注文していた料理が運ばれて来た。
気まずい沈黙が流れるテーブルに、湯気を立てた料理が並べられていく。
さっきまで待ちかねていたそれらに、今は手を付ける気になれない。食欲がすっかり無くなってしまっている。
でも、せっかくの料理を食べない訳にはいかない。
目前の【月花亭セット】に目を向けた。
メインに赤身魚の煮込み。バターをふんだんに使っていそうなふんわりしたパン。じゃがいもの冷たいスープ。グリーンサラダ。
色鮮やかでとても美味しそう。こんな気分出なければあっと言う間に食べてしまったかもしれない。
私が失言しなければ、今頃リュシオンと楽しく会話をしながら食事が出来たんだ。
でも……私はそんなに悪い事を言った?