必然的な運命
「はぁ〜 なんかドッと疲れたぁ〜 」

トイレで手を洗い鏡を見ると、さっき言われた通りに顔が少し火照っている。

確かに少し暑いけど、あんだけ大人数で飲んでいるから熱気に酔っただけだと思うんだけどな?


少しトイレで時間を潰してから出るとこちらに向かってくる河原課長と目が合った。

「山崎さん、大丈夫?トイレで倒れてるかと思って心配したよ」

あら。折角だからとあえて時間かけていたのに。

まさかの当の本人からお出迎いを頂いてしまった。
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