御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
だって、男の人から『似合ってる』なんて言われて、うれしくないわけがないもの。

それでも、そんなことはとても聞けず、すぐにパソコンの情報に没頭し始めた彼を横目に、朝食の準備を始めた。


昨日、近所のパン屋でおいしそうなクロワッサンを手に入れたので、今日は洋食。

ベーコンエッグにトマトのサラダ。
それとコーンスープをつけてみた。

そして、昨日の夕飯の残り物で弁当もこしらえる。

これは私の昼食だ。
毎日出前ではすぐにお金が底をつく。
昨日彼に食費を余るほど渡されたとはいえ、あれはあくまで彼と一緒に食べる食事分だ。


「あの、食事がもうできますが」


クロワッサンを温めながら声をかけると、彼はパソコンを閉じた。


「今日は堅調に動いている。ニューヨークからもかなり儲けたとメールが入っていた」

「よかったですね」

「他人事だな。英莉も仲間なんだぞ」


なにもできない私のことをそう言ってくれる彼は優しい。
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