御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
「一木が必ず取り返します。どうかもう一度チャンスをください」


私は思わず口を挟んでしまった。
すると……。


「取り返せる保障はどこにもないだろ。そんな言葉を信じられるか」

「おっしゃる通りです。ですが、一木は私が心から尊敬する上司です。必ず取り返します」


彼の下で働き始めてまだ一カ月。
でも今回の対応といい、彼の陰の努力といい、この人になら人生をかけてもいいと思えるような魅力がある。


「君は? 秘書?」

「……はい」


私はただの雑用担当のアシスタント。
秘書なんて言える仕事はしていない。
でも今は、一木さんと一緒に戦う秘書でいたい。


「それじゃあ一週間猶予をやろう。それで取り返せなかったら、君が責任をとれ」

「私、ですか?」


社長の言葉に一木さんがすぐさま反応して、一歩前に出る。


「責任者は私です。彼女はただの秘書ですからご勘弁を」
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