御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
その日の前場は比較的穏やかに過ぎていった。
株価の上下動が少ない一日だ。
そしてあっという間に昼休憩。
私の担当になった出前の手配で中華の豪華なランチボックスが届いたけれど、案の定一木さんの分がないことに佐橋さんが気づいて慌てる。
「蓮川さん、一木さんの注文取り忘れてない?」
「今日はいらないと……」
「え、そんなこと初めてだ」
佐橋さんに手伝ってもらいランチボックスを配っていると、一木さんはポーカーフェイスのまま私の作った弁当をデスクに広げる。
「あれ、一木さん弁当……」
声を上げたのは津川さんだ。
「あぁ」
「誰に作ってもらったんですか?」
津川さんの声に、桑田さんがビクッと反応した気がする。
「さぁな」
「さぁなって……。いいなぁ、愛情たっぷりの弁当。うちのは朝早くて無理っていうんですよね」
津川さんは結婚して三年。
一歳になる男の子がいる。
株価の上下動が少ない一日だ。
そしてあっという間に昼休憩。
私の担当になった出前の手配で中華の豪華なランチボックスが届いたけれど、案の定一木さんの分がないことに佐橋さんが気づいて慌てる。
「蓮川さん、一木さんの注文取り忘れてない?」
「今日はいらないと……」
「え、そんなこと初めてだ」
佐橋さんに手伝ってもらいランチボックスを配っていると、一木さんはポーカーフェイスのまま私の作った弁当をデスクに広げる。
「あれ、一木さん弁当……」
声を上げたのは津川さんだ。
「あぁ」
「誰に作ってもらったんですか?」
津川さんの声に、桑田さんがビクッと反応した気がする。
「さぁな」
「さぁなって……。いいなぁ、愛情たっぷりの弁当。うちのは朝早くて無理っていうんですよね」
津川さんは結婚して三年。
一歳になる男の子がいる。