御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
その夜。彼に抱きしめられながら眠った私は、夜中に物音に気がついて目を覚ました。
隣にいるはずの淳也さんがいない。

トイレかな?と思ったが、なにやらぼそぼそと会話をしているような声が聞こえて来て、リビングを覗いた。
すると彼は、電話をしている。

英語で会話をしているので内容まではわからなかったけど、仕事だろう。

私が出ていくと、彼は少し驚いたような顔をしつつも、会話を続ける。
そんな彼のためにお茶を淹れ差し出すと、電話をしながら飲んでくれた。

その電話は十分ほど続き、やっと終わった。


「ごめん、起こしたな」

「いえ。こんな時間に仕事ですか?」


今は午前三時。
時差がある海外とやり取りをしようとすると、夜中になってしまうのはわかるけど、そんなに急ぎの仕事があったの?


「うん……。まだ眠れるな。ベッドに行こう」


彼は私を促しベッドに戻る。
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