御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
てっきり食事だと思いキッチンに戻ろうとすると、彼に抱き上げられリビングに連れていかれ、ソファで膝の上にまたがるように座らされてしまう。

な、なに。この体勢。


「飯の前に、着替え」

「はい、どうぞ」

「どうぞじゃなくて、疲れたから英莉が脱がして?」


な、なに言ってるの?
唖然としてフルフルと首を振り拒否したのに、許してくれない。


「ほら、まずはボタン外して」


艶っぽい視線を向ける彼は、私の手を自分のシャツのボタンに誘導する。


「じ、自分で脱いでください!」

「はー、疲れた。誰かに癒してもらいたいなぁ」


彼はイジワルな笑みを浮かべ、わざとらしく言う。

疲れているのは知ってるし、癒してあげたいのはやまやまだ。
だけど、頬に優しく触れられて言われると、ゾクゾクとしてしまい、落ち着きがなくなってしまう。


「も、もう。今日だけ、ですよ?」


私は観念して顔をそむけながらボタンを外していく。
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