御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
「お前がいてくれれば、なんでもできる気がするよ。社長にも必ずなる」

「あの、そんなに急がなくたって……」


津川さんの話では、おそらく三年後には約束されているのだし。


「親父に、英莉のことを話したんだ」

「えっ?」


そんなの初耳だった。
でも、社長の話からいきなりなに?


「結婚したい人がいるって」

「淳也さん……」


予想もしていなかった発言に、胸がドクンと音を立てる。

彼とそうなれればいいなと思っていたし、なにがあっても彼からもう離れないと心に誓っていたものの、具体的に将来のことを話してくれているのを聞くと胸がいっぱいになる。


「英莉は正直に言っておく。見合いを打診された。相手はとある大企業の社長の娘さんだ。でも、俺には英莉がいると突っぱねた」


そんなことがあったなんて、ちっとも知らなかった。


「淳也さん、そんなことして大丈夫なんですか?」


私にはわからないけど、会社のしがらみがあるのでは?
< 323 / 344 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop