御曹司と溺愛付き!?ハラハラ同居
その行為があまりに自然で……そしてスマートで、"上”の人たちはいつもこうして女性をエスコートしているんだろうななんて考えてしまった。


彼が私を車に乗せて向かったのは、当然私が使っているような量販店ではなく、有名デザイナーの家具が並ぶ高級店。

白い手袋をした店員が入口で深く頭を下げ、出迎えてくれた。

というか……こんな出迎えないほうがいい。
客のはずなのに、緊張する。

でも、緊張しているのは私だけ。
一木さんは涼しい顔をして店内に足を進める。


「一木さま」


すると、男性の店員が駆け寄ってきた。


「先日のベッドはいかがでしたでしょうか」

「アドバイス通り、少し硬めにして正解でしたよ。寝返りも打ちやすい」

「一木さまのような筋肉質な方は、あまり柔らかいと体が沈みすぎますので、あのくらいがちょうどよろしいかと」


へぇー、そうなんだ。
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