哀姫―アイヒメ―II
皐「パパぁ!ママァ!嫌だよぉぉおおおお!」
『っ...。ふっ...ふぐっ...。母さん...父さん...。健やかる時もっ...病める時もっ...ずっと笑ってます。仲間もっ...作ります。だから、見守っててください...。』
僕は涙を拭って皐月の手を引いた。
皐「嫌だっ、兄ちゃん!離せっ!パパっ!ママっ!やだっ!」
『だめだっ!逃げるぞ!ここは、危ないっ!』
皐「はっ!兄ちゃん!だめだっ!危ないっ!」
ドンッ
バンっ!
皐「あ...あぁ...。」
ドサッ
『え、皐月?皐月っ!!!!!』
朱音組員3「ふっ...。家族全員撃たれっちまったなぁ?お前だけは生かしてやるよ。生き地獄でも味わえよ。」
そういって、撃った奴はすぐにどこかへ行ってしまった。
『何で、お前まで!!!お前まで、父さんみたいに守るんだよぉ!!!』
皐「だって...僕...兄ちゃんのこと...大好きだもん...。これ...ブラコンって...言うんでしょ?...ふふ僕ブラコンだねぇ...ゲホッゲホッ。」
『話さないでっ!』
皐「兄ちゃん、大好き...。パパとママと一緒に見守ってるよ。...笑っててね...。」
『あぁ、、皐月っ!皐月っ!皐月ぃぃー!!!!あぁああぁあぁぁぁあ!!!!』
僕は狂ったように泣き叫んだ。
僕は、とても後悔した。
僕が海へ誘わなければ、こんなに優しい人達が亡くなることは無かったのに...と。