哀姫―アイヒメ―II
嘘だ。
普通のサラリーマンがリーダーが変わったことを知っているはずがない。
世間には、朱音組の悪い噂が聞かれるようにはなったがリーダーが変わったという噂は聴いたことがない。
それに、裏の世界の極秘情報だ。
世間に知れ渡るはずがない。
夏月は、嘘をついていないみたいだし、調べる必要がありそうだ。
夏「紅羽ちゃん?どうかしたの?」
『ううん。何でもないっ。それより、遊ぼうッ!過去を振り切らなくちゃ!もう、夏月なら大丈夫でしょ?』
夏「うん。そうだね。奏翔達のところへ行こっか。」
大丈夫...。
きっと夏月は、乗り越えられる。
...私と違って。
心でそう思いながら奏翔達の元へ向かった。