[実話]16歳〜私の生きた道〜
だけど泣き声もあげなくて。
息もしてなくて…。
それから数日後、死産だったと聞かされた…。
自分の無力さと命の重みに泣いた。

産まれる前に死んだ子…
産まれてきても死んでいた子…
生きたいと叫んで死んでいった人…
生きている私は逃げていたただけ…
ただ生から逃げていただけ…
ただ死から逃げていただけ…

私は、やっと気づいた。

今…見つめなきゃいけない
手が届くところまできている『死』を…
私が死んだら…
私が死んでも…
大切な人が忘れないでいてくれますように

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