オフィスに彼氏が二人います⁉︎
なんだか緊張して身体が硬くしまう。
すると、久我くんからLINEのメッセージが届いた。
「部長。久我くん、今会社を出たらしいです」
久我くんからのメッセージの内容を時山部長に伝えると、「じゃあ、あと少しで到着するね」と答えた。
「そうですね。もっと遅くなるのかと思っていました。これなら、久我くんを駅で待ってた方が良かったかもしれませんね」
ヘラっと笑いながらそう言うと、時山部長はメニューを見ながら「それは困るかな」と答えた。
「え?」
困る、と言いつつ、口元には余裕の笑みが浮かんでいる。
でも、彼の言葉の意味がまったくわからない。
「困るってどうしてですか?」
首を傾げてそう尋ねると、彼はメニューを見ていた視線を私に移し、相変わらずのにこやかで涼しげな表情を私に向けて。
「君と二人きりの時間が欲しかったから」
「え……?」
「久我くんが来る前に言ってしまわないとね。……嵩元さん、俺は君が好きだよ。恋人として付き合ってくれないかな?」
……え。
聞き間違いだろうか。
目をパチパチさせながら彼のことをただじっと見つめると。
「俺じゃダメかな?」
その瞬間、ボンヤリとしていた思考が一気に覚醒した。
こ、告白された! 私、時山部長に告白されちゃった!!!
すると、久我くんからLINEのメッセージが届いた。
「部長。久我くん、今会社を出たらしいです」
久我くんからのメッセージの内容を時山部長に伝えると、「じゃあ、あと少しで到着するね」と答えた。
「そうですね。もっと遅くなるのかと思っていました。これなら、久我くんを駅で待ってた方が良かったかもしれませんね」
ヘラっと笑いながらそう言うと、時山部長はメニューを見ながら「それは困るかな」と答えた。
「え?」
困る、と言いつつ、口元には余裕の笑みが浮かんでいる。
でも、彼の言葉の意味がまったくわからない。
「困るってどうしてですか?」
首を傾げてそう尋ねると、彼はメニューを見ていた視線を私に移し、相変わらずのにこやかで涼しげな表情を私に向けて。
「君と二人きりの時間が欲しかったから」
「え……?」
「久我くんが来る前に言ってしまわないとね。……嵩元さん、俺は君が好きだよ。恋人として付き合ってくれないかな?」
……え。
聞き間違いだろうか。
目をパチパチさせながら彼のことをただじっと見つめると。
「俺じゃダメかな?」
その瞬間、ボンヤリとしていた思考が一気に覚醒した。
こ、告白された! 私、時山部長に告白されちゃった!!!