狼社長の溺愛から逃げられません!
 

「了解しました。有川さんはまかせてください!」

さっきまでの不安な顔が嘘のように力強くそう言った鳥谷部さんが、私の両肩を押して歩き出す。

「さ、行きますよ有川さん!」
「ええっ!? 行くってどこに!?」

会場の準備も、イベントの段取りもまだぜんぜんできてないのに……!!
混乱して叫ぶ私に、社長が自信満々に笑った。

「こっちは任せとけ。大丈夫、ちゃんとイベントは成功させてやるから」

そして私はわけが分からぬまま、鳥谷部さんに会場から連れ出された。



 




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