気まぐれ男子にご注意ください!
そのまま体育祭担当の先生がきて説明を始めたのでお話はストップ。
この集まりで説明されたのは、体育祭の日程とか、当日までの流れとか。
明日までにやりたい係決めておけって言われて、なんかデジャブだな〜って思ってたら終わってた。
「野々宮さんなんの係にするの?」
そう声をかけてきたのは瀬上くん。
「私は救護係やりたいな〜って思ってる。瀬上くんは?」
「じゃあ俺もそれ」
「え?」
瀬上くんが救護係か…。
なんか…似合わない…。
「あ、今、俺が救護とか似合わないって思ったでしょ?野々宮さん」
「えぇ…おもったけど…」
「素直かよ!」
だって似合わないんだもん。
どっちかというと、怪我して救護テントに来る側のイメージ。
…まあ私もそっち側なんだけどさ!
「俺は野々宮さんの虫除けするの〜」
「虫除け?」
瀬川くんが私の周りで蚊とかハエを潰してくれるってこと?
それって…ありがたいような…迷惑なような…。
私の隣で蚊とかハエを潰してる瀬上くんを想像してこみ上げてくる笑いを堪えていると、
「…ってちがう!!!…ほんとになんでそんな無自覚かなぁ…」
瀬上くんからまたなにやらよくわからない否定の言葉を浴びせられる。
私の心の声は、また心に留まってなかったみたいだけど…ほんとに瀬上くんって変な人。