羽をくれた君へ。
ちょうど終電の電車があってそれに乗る。
夜の電車は昼と違って光が点に見える。
綺麗とか、そんなこと一切思わなかった。
ただ、どこでもいいから眠りたかった。
電車から降りるとリクさんが慌てて走ってきた。
そして、私の顔を見ると顔を顰めてちょっとだけ悲しそうな顔をした。
「とりあえず行くぞ。」
私はリクさんに手を引かれて歩く。
リクさんの歩幅は大きくてついて行くのが大変。
いつもの音楽スタジオにつくとずかずかと中に入っていくリクさん。
「あっれー?リクどこ行ってたの?」
知らない男の人がリクさんに話しかける。
「ちょっとな。魁音どこ?」
「魁音?魁音なら美紅と上にいたけど。」
「さんきゅ。」
そう言って私の手を引いて階段を上がる。
扉を開けるとピザやカレーみたいな色んな匂いがする。
「魁音!!」
リクさんが魁音に向かって叫ぶ。
こっちを振り向いた魁音は驚いた顔をしていた。
それは美紅さんも同じ。
夜の電車は昼と違って光が点に見える。
綺麗とか、そんなこと一切思わなかった。
ただ、どこでもいいから眠りたかった。
電車から降りるとリクさんが慌てて走ってきた。
そして、私の顔を見ると顔を顰めてちょっとだけ悲しそうな顔をした。
「とりあえず行くぞ。」
私はリクさんに手を引かれて歩く。
リクさんの歩幅は大きくてついて行くのが大変。
いつもの音楽スタジオにつくとずかずかと中に入っていくリクさん。
「あっれー?リクどこ行ってたの?」
知らない男の人がリクさんに話しかける。
「ちょっとな。魁音どこ?」
「魁音?魁音なら美紅と上にいたけど。」
「さんきゅ。」
そう言って私の手を引いて階段を上がる。
扉を開けるとピザやカレーみたいな色んな匂いがする。
「魁音!!」
リクさんが魁音に向かって叫ぶ。
こっちを振り向いた魁音は驚いた顔をしていた。
それは美紅さんも同じ。