熱情求婚~御曹司の庇護欲がとまらない~
「綺麗なうなじだったから、つい」
「つい、って……!」
された私の方は、言い返す言葉も見つからずに口をパクパクと開くだけ。
そんな私に、優月は小さく吹き出した。
「ごめんごめん。……でも、良かった。思った通り、よく似合う」
「え? あ……」
目を細めて私の喉元を見つめる優月につられて、私も顎を引いて見下ろした。
下げた視界に、バラのモチーフのペンダントトップが辛うじて映り込む。
「あ、ありがと……」
あんな意地悪な悪戯をされた後で、素直なお礼を言い辛い。
頬を染めたまま、つい唇を尖らせる私の肩を、優月がポンと叩いた。
「さて。そろそろ行こうか」
「っ、は、はい」
優月に促されて、私は頭を必死に仕事モードに戻した。
火照った頬を冷ましたくて、一度スーハーと息を吸って吐く。
優月は私にチラッと横目を向けて微笑むと、ドアに向かって社長室を横切った。
私も急いでその後を追う。
それでも、胸のドキドキは治まってくれず。
私は目を伏せ、無意識に首の後ろに手を遣っていた。
「つい、って……!」
された私の方は、言い返す言葉も見つからずに口をパクパクと開くだけ。
そんな私に、優月は小さく吹き出した。
「ごめんごめん。……でも、良かった。思った通り、よく似合う」
「え? あ……」
目を細めて私の喉元を見つめる優月につられて、私も顎を引いて見下ろした。
下げた視界に、バラのモチーフのペンダントトップが辛うじて映り込む。
「あ、ありがと……」
あんな意地悪な悪戯をされた後で、素直なお礼を言い辛い。
頬を染めたまま、つい唇を尖らせる私の肩を、優月がポンと叩いた。
「さて。そろそろ行こうか」
「っ、は、はい」
優月に促されて、私は頭を必死に仕事モードに戻した。
火照った頬を冷ましたくて、一度スーハーと息を吸って吐く。
優月は私にチラッと横目を向けて微笑むと、ドアに向かって社長室を横切った。
私も急いでその後を追う。
それでも、胸のドキドキは治まってくれず。
私は目を伏せ、無意識に首の後ろに手を遣っていた。