熱情求婚~御曹司の庇護欲がとまらない~
隠されている優月の横顔を見つめているうちに、ほんのちょっと悪戯な好奇心が湧き上がってくる。
「ねえ、優月」
聞きたい、と思ったら、その瞬間にはそう呼びかけていた。
「私が進藤さんと付き合って、そういうことしたら、嫌?」
遠慮がちに口にした質問に、優月がピクッと肩を震わせる。
「ねえ、嫌?」
そう繰り返しながら、私はそっと優月の顔を覗き込んだ。
伏せられていた彼の瞳と、正面から目線が合う。
「何、探ってるんだよ」
優月はぶっきら棒に短い返事をして、私から目を逸らした。
それを聞いて、私は一度キュッと唇を噛み締める。
「だって……優月は他の女の人と、散々そういうことしてきたんでしょ? 私にも好きにしろって言ったくせに、どうして」
そんなこと言う必要ないとわかっているのに、私、何を言ってるんだろう。
私はムキになって、優月に言葉を重ねてしまう。
「私が、誰と何しても……」
「『今更』なのは進藤だって大差ないだろ。なのに!」
私の言葉を勢いよく遮って、優月は私に顔を向けた。
射貫くような彼の薄い茶色の瞳に、わずかに力がこもるのを確かに見た、次の瞬間――。
「ひゃっ……!?」
思わず声をあげてしまったのは、突然優月に肩を押されたせいだ。
「ねえ、優月」
聞きたい、と思ったら、その瞬間にはそう呼びかけていた。
「私が進藤さんと付き合って、そういうことしたら、嫌?」
遠慮がちに口にした質問に、優月がピクッと肩を震わせる。
「ねえ、嫌?」
そう繰り返しながら、私はそっと優月の顔を覗き込んだ。
伏せられていた彼の瞳と、正面から目線が合う。
「何、探ってるんだよ」
優月はぶっきら棒に短い返事をして、私から目を逸らした。
それを聞いて、私は一度キュッと唇を噛み締める。
「だって……優月は他の女の人と、散々そういうことしてきたんでしょ? 私にも好きにしろって言ったくせに、どうして」
そんなこと言う必要ないとわかっているのに、私、何を言ってるんだろう。
私はムキになって、優月に言葉を重ねてしまう。
「私が、誰と何しても……」
「『今更』なのは進藤だって大差ないだろ。なのに!」
私の言葉を勢いよく遮って、優月は私に顔を向けた。
射貫くような彼の薄い茶色の瞳に、わずかに力がこもるのを確かに見た、次の瞬間――。
「ひゃっ……!?」
思わず声をあげてしまったのは、突然優月に肩を押されたせいだ。