記憶の中のヒツジはオオカミだったようです!
「ああ……最高にいいよ、ヒナ。こんなになって、期待してるのか?」
手近にあるクッションを引き寄せ顔を埋め、くるであろう衝撃に備える。
じわじわと形を感じさせるのか、一気に入ってくるのかは分からないという不安さに、足の間はヒクついていた。
ゆっくりと先端が入口に軽く入り込むと、中が歓喜に震えた。
初めての体位に、さっきまでとは違う場所が刺激されて、息をつめる。
正常位もいいが、獣みたいな繋がり方に雪乃は興奮していた。
長い時間をかけて奥までピッタリと満たされ、臀部に朔の腰が隙間なく触れているのもいい。
呼吸が落ち着きはじめると、体を前に倒した朔が肩甲骨の間から背中の窪みへと唇を押し付けてくる。
結果、さらに別の場所を刺激されて、ぺニスをぎゅっと締め付けた。
「はあっ」
熱い吐息が背中にかかり、朔の片手が肋骨のあたりから胸の下へと入ってくると、自然と手をついて上半身を上げた。
胸をすくい取られ、やわやわと揉みしだかれ、硬く立ち上がった乳首を指先で摘まれると、強い力でやられた訳でもないのに刺激が足の間へと流れ込む。
「朔っ……動いて」
雪乃の懇願に、両手で腰を掴むと様子を窺いながら抽挿が始まった。
内壁がさっきよりも擦られる感じに、朔の動きに合わせて腰を揺らめかせれば、それを合図に中を穿つ動きが凶暴なものになっていく。
我慢できなかった。自分の舌で、霰もなく乱れる彼女の様子に朔は腰を引き、一気に突きたてた。優しくしてやりたいと思う半面、酷くしたいという思いが頭をもたげる。
腰の動きがはやくなり、臀部と腰の肌がぶつかり合う度に乾いた音が奏でられ、より快感が高まる。
雪乃は絶叫した。
体験するまで知らなかったオーガズムに、朦朧とした目を後ろに向ければ、切羽詰まったような顔をした朔に顎を掴まれ苦しいのままキスをされた。
お互いの境界線が分からなくなるほどの熱い繋がりに、目の前に強い光が散った気がした。